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好きなもの、得意なことを街の人におすそわけ「ひびき布店」

URLhttps://www.instagram.com/hibiki_nunoten/

好きなもの、得意なことを街の人におすそわけ「ひびき布店」

空き店舗を改装し、自分の好きなもの、得意なことをまちにおすそわけ「ひびき布店」

もともと洋服づくりの仕事をしていた店主のアトリエ兼店舗として商店街の空き店舗をリノベーションしました。質の高い布や糸などの素材販売の他、テイクアウト用のカフェスペースや、ミシンを使ったワークショップなども定期的に開催予定です。

C-tableは、事業プランニングと初期費用の出資、空き店舗探しとリノベーションデザインからロゴデザイン、天井崩しから壁塗り作業まで頭と体を使ってトータルで支援しました。シャッターの降りた商店街に、ひとびとの声、そして色鮮やかな布があふれる日常の風景を産み出すためのリノベーションプロジェクトです。

プロジェクトのポイント

「個の営み」をまちの中に溢れさせ、風景を産み出す。

人口減少やライフスタイルの変化に伴い、地方の商店街はかつての賑わいを失っています。商店街は単に生活必需品を購入するだけの場ではありません。人々の会話を産み出す場であり、軒先の彩り豊かな商品陳列はまちの風景としての「共有資産」でもありました。シャッターが降りた商店街はモノクロのまちの風景となり、地方衰退の象徴として扱われています。

アジアへ旅行へ行くと、人々が行う「個々の営み」が「まちの中」にはみ出し、それが「まちの風景」になっていることに気が付きます。同じように、まちの人々それぞれが持つ好きなことや得意なことを「家の中」から「まちの中」へ溢れさせることができれば、新しい風景を産み出すことができるはずです。

 

好きなこと、得意なことをまちの人に「おすそわけ」。

人にはそれぞれ好きなこと、得意なことがあります。得意なことで人の役に立ち、苦手なことは得意な人にお願いする、原始から経済はそのように成り立っています。

ひびき布店の店主はもともと自宅で洋服づくりをしていました。その「個の営み」をまちの中へ溢れ出し、「服作りの営み」と「色鮮やかな布」、そこから生まれる会話を、まちの風景として産み出します。

結果どうなった?

ひびき布店は、2020年3月にプレオープンしました。テイクアウト用のカフェスペースや、ミシンを使ったワークショップなども定期的に開催予定です。まちの風景が少しずつ、変わっていきます。

Before

※リノベーション前の店内

※リノベーションの様子

※使えるものは子ども手も借りる

After

 

 

好きなもの、得意なことを街の人におすそわけ「ひびき布店」

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