都留観光産業のプラットフォームへ。「道の駅つる」デジタルマーケティング支援
リニューアル後半年でアクセス数2倍以上に増加。つる観光戦略、地域循環型経済の重要拠点「道の駅つる」のデジタル発信基盤の構築を支援。
プロジェクト概要
年間2000万人以上の観光客が訪れる山梨県東部富士五湖エリア。山梨県都留市にも年間100万人以上の観光客が来訪します。中でも年間70万人以上が来訪する都留観光戦略の重要拠点が「道の駅つる」です。それだけでなく、地域の生産者と生活者をつなぐ地域循環型経済の重要拠点でもあります。
近年、観光客や地域生活者に対し必須となったデジタル上でのコミュニケーションを強化していくため、まずはその基盤となるホームページのリニューアルを行いました。今回のサイトリニューアルでは、スタッフの方が簡便に情報発信を行い、それを適切なユーザに見ていただける基礎基盤として構築しました。
この基盤を活用しながら、観光客向け、地域生活者向け、それぞれにデジタルを活用したアプローチを行って事業成長に貢献できるよう継続的に支援してまいります。
プロジェクトのポイント
モバイルファーストとユーザ視点での情報設計
事前のサイト分析の結果、「道の駅つる」サイトへの訪問の70%以上がスマートフォンからのアクセスでした。どんなお問い合わせが多いかヒアリングすると、アクセスや営業情報など「基礎情報」がほとんど。しかし以前のウェブサイトではこういった基礎的な情報の優先度が低く、ユーザが探しにくい状態でした。
そこで新サイトではまずユーザが知りたい情報への最短アクセスを提供するため、TOPページ上部に基礎情報をわかりやすく掲載。更に山梨県外から車やバイクでの来訪される方の為、現地のリアルタイムな天気情報をAPIで取得し表示しました。
発信情報を分類し、適切な情報を適切なユーザへ届ける。
道の駅つる内には直売所やレストラン、カフェ、車中泊のRV Parkなど複数の施設があります。それぞれに発信する情報が混在してしまうと、ユーザからは「知りたい情報が見つけにくい」ことになってしまいます。
そこで新サイトでは発信する情報を分類し、タブで切り替える設計としました。お買いものに来るユーザ、食事に来るユーザ、車中泊を検討しているユーザなどそれぞれにとって情報をわかりやすく届けるよう配慮しました。
前述の通り道の駅つるは地域の観光産業と循環型経済を一手に担う重要拠点です。
C-tableは、これからもテクノロジーの力を活用し、業務プロセス、そして事業、組織のデジタル変革(DX)を形にする支援をしてまいります。