OVERVIEW
概要
- 法人/業種
- 株式会社ZOU / 映像制作・編集・デザイン
- 地域/従業員数
- 山梨県都留市/ 9名
- 利用サービス
- 映像・クリエイティブ業務者向け 生成AI体験ワークショップ
- もともとの課題
- ChatGPTは日常的に使っていたが、「用途に応じた使い分け」が見えていなかった
- うれしい変化
- 複数ツールの「クロス利用」という発想が定着/全体満足度 9.4/10、WS形式の有用性 9.5/10
- 効果が見えるまで
- ワークショップ実施後、各ツールを現場へ取り入れる段階に
- 期間
- 2025/10/30 実施
- この先
- さらに10時間の継続ワークショップを予定
SUMMARY
まとめ
▶ きっかけ/課題
ChatGPTを画像作成や企画のアイデア出しに日常的に使っていた株式会社ZOU様。一方で「便利だけれど、用途に応じた使い分けがわからない」「効果的なプロンプトの出し方を知りたい」という、その先への期待がありました。
▶ 取り組み
ChatGPTに加え、資料作成・会議記録・リサーチ・画像生成など用途別のツールを紹介し、複数ツールを組み合わせて使う(クロス利用)体験型ワークショップを実施しました。
▶ うれしい変化
「使えるツールがこんなにあるとは」「プロンプトもAIに相談すればよかった」—使い分けの発想が定着しました。全体満足度は9.4/10、ワークショップ形式の有用性は9.5/10。さらに10時間の継続ワークショップも始まります。
BACKGROUND
「便利。でも、用途に応じた使い分けがわからない」

株式会社ZOUは、映像制作・編集・デザインといったクリエイティブ業務を担う会社です。参加者の多くは、すでにChatGPTなどの生成AIを日常的に使っていました。画像作成、メール文の作成、企画のアイデア出し、作曲と、用途は多岐にわたります。
その一方で、「便利だけれど、用途に応じた使い分けがわからない」「効果的なプロンプトの出し方を知りたい」という、より実践的な知識への期待も高まっていました。
ChatGPTだけでは届かない領域、他のツールとの組み合わせで広がる可能性。その「その先」を探ることが、このワークショップの出発点でした。
WHY C-TABLE
なぜ、C-tableに声がかかったのか

ZOU様が求めていたのは、AIの入門的な使い方ではありませんでした。すでに日常的に使っているからこそ、「用途に応じて、どのツールをどう使い分けるか」を知りたい。そこが出発点でした。
そこで私たちは、生成AIの基礎とリスクを押さえたうえで、映像・クリエイティブ業務に特化したツールのデモと、自社の業務課題を解くグループワークを組み合わせた、体験型のワークショップを設計しました。
APPROACH
5つのツールを体験し、自社の業務課題を解く
座学にとどめず、実際にツールに触れ、グループで対話しながら、自社の課題に落とし込むところまでを一連の流れにしました。紹介したツールと、参加者の反応です。
| ツール | 用途 | 参加者の反応 |
|---|---|---|
| Gamma | プレゼン資料の自動作成 | 「今日から使いたい」の声多数 |
| tl;dv | 会議の録画・文字起こし・要約 | 「すぐに取り入れたい」 |
| Deep Research | リサーチ・営業先の情報収集 | 企画立案・クライアント理解に有効 |
| Nano Banana | 画像生成・編集・加工 | クリエイティブ業務との親和性が高い |
| Dify | ノーコードでの業務自動化 | 定型業務の効率化に期待 |
「AIツールをクロスして使う」という発想の転換

紹介したツールのなかでも、特に反応が大きかったのが「クロス利用」です。
ChatGPTで情報を整理し、Deep Researchでさらに掘り下げる。tl;dvで取った議事録を、ChatGPTでアクションプランに変換する。単体では出てこなかった結果が、組み合わせると出てくる。その手応えを、参加者自身が感じていました。
「プロンプトそのものを、生成AIに作ってもらう」という手法にも、反応が集まりました。「プロンプトも生成AIに相談すればよかったんだ!」—AIへの指示の出し方そのものを、AIと一緒に考える。その使い方が新鮮だったようです。
グループワークでは、実際の業務課題をテーマに議論しました。「議事録の効率化と聞き漏れ防止」「外部編集者への発注時の認識のズレ解消」「企画案づくりでの、尖った視点の創出」—クリエイティブ業務ならではのテーマが並びます。
「普段話さない人とのグループだったので、こんな風に使っているんだと聞けた」「講師だけでなく、メンバーからもインプットがあった」という声もありました。対話そのものが、気づきにつながっています。
RESULTS
うれしい変化は、「明日から使いたい」が具体的に増えたこと
9.4/10
全体満足度
77%が9点以上(n=13)
9.5/10
ワークショップの満足度
84%が9点以上
8.8/10
業務への活用意向
参加者全員が7点以上
参加者からは、具体的な活用意向が次々と挙がりました。
「Gammaのスライド制作のスピードとデザインの良さは、今日から使ってみます」
「tl;dvなどは、すぐに取り入れたい」
「もっと駆使していきたい! 絶対に仕事の効率が上がる!」
「生成AIは可能性があり、なるべく早く使って慣れていかないと」という声もありました。使えるツールの幅と、その使い分けが見えたことで、「明日から何をどう使うか」が具体的になっています。
さらに、継続のワークショップ・伴走支援へ

今回は、入り口にあたる一日でした。この先は、さらに継続したワークショップと業務課題の可視化と基盤開発の支援を通じて、参加者が生成AIを使いこなし、業務の効率化とクリエイティブな発想の両方に活かしていけるよう、伴走していきます。
▼ ワークショップの詳細プログラム、アンケート全結果、グループ発表の詳細は、note記事で公開しています。