OVERVIEW
概要
- 法人/業種
- まちのtoolbox / まちづくり会社
- 地域/従業員数
- 山梨県都留市 / 11名
- 事業の特徴
- ふるさと納税、カーシェアリング、移住定住促進、情報発信など多岐にわたる
- 利用サービス
- 生成AIワークショップ(企画・実施/フォローアップ)
- もともとの課題
- 日々の業務に時間を割き、本来注力したい施策に手が回りにくかった
- うれしい変化満足度
- 平均9.9/10(第2回)/全員が「同僚に勧めたい」と回答/意識が「不安」→「期待・楽しさ」へ
- 効果が見えるまで
- 全2回・実施後すぐに具体的な活用がスタート
- 期間
- 2025年9月(2回構成:9/24・9/29)
- この先
- メール返信の自動化、LP作成、データ分析など、現場での活用へ
SUMMARY
まとめ
▶ きっかけ/課題
多岐にわたる業務に時間を割き、返礼品の魅力向上や事業者との関係構築といった「本来やりたいこと」に手が回りにくくなっていました。
▶ 取り組み
「AIで何ができるか」を教えるのではなく、「自分たちの業務のどこにAIが活きるか」を対話から引き出す2回構成のワークショップを実施しました。
▶ うれしい変化
参加者の意識は「不安」から「期待・楽しさ」へ。満足度は平均9.9/10(第2回)、全員が「同僚に勧めたい」と回答し、いまはメール返信の自動化やLP作成、データ分析が動き始めています。
BACKGROUND
「忙しいから仕方ない」—その先にあった、本当の願い

まちのtoolboxは、ふるさと納税、カーシェアリング、移住定住促進、情報発信と、まちづくりに関わる幅広い事業を担っています。
担うものが多いぶん、日々の定型業務に時間を割く場面も多く、返礼品の魅力をもっと高めたい、事業者ともっと深く関係を築きたい—そうした「本来やりたいこと」に、なかなか手が回りにくくなっていました。
「忙しいから仕方ない」。現場にはそんな空気もありました。一方で、「もっと価値のあることに時間を使いたい」という思いもありました。その思いを、どう形にしていくか。きっかけを探していたところでした。
WHY C-TABLE
なぜ、C-tableに声がかかったのか
まちのtoolboxが求めていたのは、AIの操作方法を教わることではありませんでした。「自分たちの仕事のどこに、AIが役立つのか」を、現場の言葉で見つけたい。その点が出発点でした。
そこで私たちは、活用方法を一方的に教える研修ではなく、参加者一人ひとりの業務に合わせて活用の糸口を一緒に探していく形を提案しました。
APPROACH
「知る」と「活かす」を分けた、2回のワークショップ

講義と実践を組み合わせ、グループでの対話を通じて、組織のなかに共通の理解をつくっていきました。
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01
第1回(9/24)「生成AIを知ろう」
生成AIの基礎を学びながら、旅行プランの提案やプロンプト(指示文)の設計を体験しました。AIは便利だけれど、誤りも含むこと。条件の与え方次第で、精度が大きく変わること。この2点を、講義で聞くのではなく、実際に手を動かしながら体感してもらう回です。
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02
第2回(9/29)「生成AIを業務に活かそう」
各自が抱える業務の悩みを、AIに相談する形で進めました。OKRシートのその場での見える化、寄付データの整理・分析、顧客対応のマニュアルづくり—それぞれの仕事から、具体的な活用案が次々と出てきました。
特に印象に残っているのは、バナー制作をAIで実際にやってみた場面です。「一つの仕事が片付いた」という声が上がるほど、その場で実務に直結する成果が生まれました。
STORY
「この時間を、何に使う?」—現場が選んだ答え
ワークショップの中で、私たちは参加者にこんな問いを投げかけました。
「AIで生まれたこの時間を、自分たちは何に使いますか?」
返ってきたのは、「事業者との関係構築」「社員同士のコミュニケーション」「新しい企画の立案」。
どれも、人にしかできない仕事です。AIで生まれた時間の使い道として現場が選んだのは、人と向き合う時間でした。AIはあくまで手段であり、その先にある「本来やりたかったこと」に目が向いていました。

RESULTS
うれしい変化は、「不安」が「楽しさ」に変わったこと
9.9/10
ワークショップ満足度(第2回)
第1回9.6 → 第2回9.9(n=7)
9.6/10
業務への活用意向
感情面も全員が前向きに変化
推薦度
参加者全員が「同僚に勧めたい」と回答
平均9.6/10
スタート時にあった「使いこなせるだろうか」という不安は、手を動かすうちに「期待」や「楽しさ」へと変わっていきました。実際、感情の変化を尋ねた設問では、参加者全員が「興味が強まった」「活用したいと思った」と前向きに答えています。
満足度は第1回の9.6から第2回は9.9へ。参加者からは、こんな声が寄せられました。
「きちんと学習してAIを使えば、AIに対する疑念や不安が和らぎ、楽しむ余裕が生まれました」
「生成AIでLPが作れるとは思っていませんでした。感激しました」
「データ分析や市場調査はAIに任せて、コミュニケーションや企画提案といった、人間らしい仕事をしようと思いました」
そしていまは、メール返信の自動化、LP(ランディングページ)作成、Difyを使った業務の自動化、ディープリサーチによるデータ分析といった具体的な活用が、現場で動き始めています。「知る」で終わらず、「活かす」段階に入っています。
詳細なアンケート結果・各回のレポートは、note記事で公開しています。