OVERVIEW

概要

施設/分野
道の駅つる / 観光・地域拠点
所在地
山梨県都留市
つくったもの
モバイルファーストで再設計したホームページ(施設別タブ・天気API連携・スタッフが更新できるCMS)観光客の検索需要にあわせたコンテンツ制作・運用
もともとの課題
アクセスの70%超がスマホなのに、営業時間など基礎情報にたどり着きにくく、複数施設の情報が混在していた
うれしい変化
リニューアル後アクセス数5倍以上 / 基礎情報を最優先に再配置 / 施設別に情報を整理
この先
観光客向け・地域生活者向けに、デジタル活用を継続展開

SUMMARY

まとめ

▶ きっかけ/課題

アクセスの約80%以上がスマートフォンからでありながら、来訪者が最も知りたい営業時間やアクセス方法といった基礎情報が見つけにくく、複数施設の情報も混在していました。

▶ 取り組み

アクセスデータと現場スタッフへのヒアリングから「誰が・何を知りたいか」を整理し、情報設計を根本から見直し。モバイルファースト設計で、基礎情報・施設別タブ・天気API連携を備えたサイトに作り直しました。 また、山梨に来る観光客が知りたい情報を調査し、地域独自の取材から情報発信を行いました。

▶ うれしい変化

スマホで開いた瞬間に、営業時間・所在地・天気が目に入る。施設ごとの情報も整理され、観光情報も強化。リニューアル後にアクセス数は5倍以上に増えました。

BACKGROUND

アクセスの70%はスマホ。でも、知りたい情報にたどり着きにくかった

山梨県東部の富士五湖エリアには、年間2,000万人以上の観光客が訪れます。都留市にも年間100万人以上が来訪し、その中核となるのが「道の駅つる」です。直売所、レストラン、カフェを備え、年間70万人以上が利用しています。

道の駅つるは、観光客の立ち寄りスポットであると同時に、地域の生産者と生活者をつなぐ地域循環型経済の拠点でもあります。直売所には地元の農産物や加工品が並び、日常的に買い物に訪れる地域住民も多い施設です。

観光客にも地域住民にも、デジタルでの情報発信が欠かせない時代になりました。事前にサイトを分析したところ、アクセスの70%以上がスマートフォンから。ところが、来訪者が最も求めるアクセス方法や営業時間といった基礎情報が、サイト上で見つけにくい構成になっていました。電話での問い合わせも、その多くが基礎情報に関するものでした。

施設内には直売所・レストラン・カフェ・RVパークがあり、それぞれの情報が混在していることも課題でした。買い物に来る人、食事に来る人、車中泊を検討している人。目的の異なる来訪者に、必要な情報を分かりやすく届けられる余地がありました。

WHY C-TABLE

「誰が・何を知りたいか」— データと現場の声から始める

私たちはまず、サイトのアクセスデータと、現場スタッフへのヒアリングを行いました。来訪者がどんな情報を求めているかを整理するためです。

アクセスデータからは、スマートフォンが主な閲覧手段であることがはっきりしました。ヒアリングからは、電話での問い合わせの大半が、営業時間やアクセス方法といった基礎情報であることが分かりました。「つくりたいもの」から始めるのではなく、「誰が・何を知りたいか」から始める。そこが出発点でした。

WHY C-TABLE

なぜ、C-tableと進めることになったのか

山梨に観光に来る方が知りたいことを探すとき、いまは「インターネットで検索する」「AIに聞いてみる」が当たり前になりました。けれど、施設の側からすると「何を、どう発信すればその人たちに自社の強みが届くのか?」は自明ではありません。

私たちは、同じ山梨県に拠点を置く地元の会社でもあります。地域だからこそ分かる情報を届けることの可能性も、日々現場を回しているスタッフの皆さんが「新しい仕組みをどこまで使いこなせるか」という不安も、どちらも肌で分かっています。だからこそつくって終わりにするのではなく、自分たちの魅力発信を一緒に続けるところまで、形にしていくことを提案しました。

APPROACH

基礎情報を最優先に。施設ごとに、タブで分ける

整理した結果をもとに、サイト設計の優先順位を根本から見直しました。

以前のサイトでは、イベント情報やお知らせが目立つ位置にありました。新しいサイトでは、TOPページの上部に、まずアクセス情報・営業時間などの基礎情報を配置。山梨県外から車やバイクで来訪される方が多いことから、現地のリアルタイムな天気情報をAPIで取得して表示する機能も加えました。

あわせて、スタッフが手軽に情報を更新できる仕組み(CMS)も整えました。日々の入荷情報やイベント告知など、更新頻度の高いコンテンツをスタッフ自身が発信できることで、サイトを「活きた情報拠点」にしています。

RESULTS

うれしい変化は、アクセスが2倍になったこと

5倍以上

サイトのアクセス数

リニューアル後 約半年で

70%超

がスマホからの閲覧

モバイルファーストで再設計

4施設

タブで整理

直売所・レストラン・カフェ・RVパーク

リニューアルしたサイトでは、スマートフォンでアクセスした瞬間に、営業時間・所在地・天気情報が目に入ります。

情報更新も定着しています。「山梨 お土産」での検索順位は上位。桃やシャインマスカットなどの季節はもちろん、入荷情報やイベント告知が定期的に発信され、サイトに「生きた情報」が積み重なっていく。検索エンジンからの流入増にもつながり、リニューアル後、サイトのアクセス数は5倍以上に増えました。SNSでのショート動画配信も強化し、来場者数増加に貢献しています。